Jaguarです、こんばんは。
旅行記の途中ですが、
今日はトロルの舌への行き方をご紹介します。
トロルの舌、絶景です。
有名になってからしばらく経ちますが
なおも多くのトラベラーの心をくすぐり続けてます。
行き方は「歩き方」にも詳しく載っていないし、
Jaguarも、たどり着くまで結構不安でしたので、
「これから行くぞ」ってなトラベラーのお役に立てれば。
●いつ行く?
オンシーズンは6月1日〜10月15日、ハイシーズンは7月1日〜9月15日のようです。
シーズンに依って、
オッダからSkjeggedal(トロルの舌への登山口)へのバスダイヤ、
観光案内所の開館日等が異なるようですので、
公式サイトのこのページ を参照ください。
Jaguarはハイシーズンが終わって直ぐの9月21日に行きましたが、
あまり不自由はしませんでした。
強いて言えば
オッダの街の飲食店、観光案内所が土日で閉まってたことぐらいでしょうか。
(ハイシーズンは土日も飲食店が開いているかは不明です。欧州なので怪しいですね)
●どうやって行く?
行き方概要(帰りは、この逆です)
(1) 最寄り空港のベルゲン空港(BGO)→[バスで30分]→ Bergen市街
(2) Bergen市街 →[バスかレンタカーで3時間]→ Odda(トロルの舌 登山のベースとなる街)
(3) Odda →[バスで30分]→ Skjeggedal(トロルの舌への登山口)
(4) Skjeggedal →[3〜6時間の登山]→ トロルの舌
(5) トロルの舌!
まずは、 ベルゲン空港へ。
日本からの直行便はありません。
オスロ(OSL)からSKで もしくは アムステルダム(AMS)からKLで
飛ぶことになると思います(他にもあるかも)。
尚、Haugesund空港(HAU)からOddaへも行けるようですが、
バスの便数が少ないようです。
(レンタカー移動なら良いかも。でも、HAUでレンタカー借りれるかは不明ですが)
やはり、より大きな都市のBergenの方が交通が便利な筈です。
(1) Bergen空港からバス移動
空港からベルゲン市街へはバスで30分程度です。
空港の外へ出るとバス停に券売機があります。
券売機ではカードも使えますし、往復で買うと少し割引され160NOKです。
Bergen市街には世界遺産ブリュッゲンや
魚市場もありますので、
観光するも良し。
もちろん先を急ぐのも良し。
ホテルは高いので、ドミトリーをお勧めします。
(2) Bergen 市街からバス移動
Bergen市街のバスターミナル:
Bergen busstasjon から
オッダのバス停
Odda busst. へ。
ダイヤ検索は、スマホアプリ「Rutebok.no」が 大変便利です。
この画面のように乗場と行先、日時を入力して
検索(Searchボタンを押す)すると、候補が表示されます。
バスは乗り換えなしが楽ですが、
ネット情報によると乗り継ぎがあっても、
乗り継ぎ先の運転手へ連絡され、接続待ちしてくれるようですので、
旅程に合ったバスを選ぶと良いでしょう。
ちなみにこのバスは、運転手に現金を渡す形式で、カードが使えません。
Jaguarはベルゲン空港で現金NOKをゲットしておき、助かりました。
釣り銭は運転手が持っている範囲しか返されませんので、
小銭を準備しておくと良いです。
通常、Oddaの街で前泊&後泊することになると思います。
Jaguarは前泊はしましたが、後泊せずに終バスでBergenまで行きました。
バスの時間を気にしなければならず、体力的にも辛かったです。
ホテルは
Hardanger Hotel に宿泊しました。
ネットで予約でき、価格もノルウェーにしては比較的リーズナブル、
立地は、バス停、観光案内所、スーパー、コンビニに近くて最高。
ホテル内 ロビーでの無料コーヒー、
有料ですがランチボックスがあり、利用価値高し!
(3) Oddaからバス移動
Oddaバスステーションから
Skjeggedal(トロルの舌への登山口)への
バスダイヤは、
公式サイトのこのページ を参照ください。
各シーズンの曜日に応じたバスダイヤが参照できます。
帰りのダイヤも事前にチェックしておいてください。
(4) Skjeggedal からトロルの舌までの登山
いよいよですね。
登山口でバスを降りると、売店がありますので、
水(ペットボトル)やピンパッチ等の土産を仕入れておくと良いと思います。
この後は、売店・トレイは一切ありません。
水は500ml程度で良いと思います。
登山の途中に水が湧き出ているので、
都度、ペットボトルへ水を補充すれば良いと思います。
尚、登山口から山へ向かって直ぐ左に
トロッコの線路がありますが、
こちらは現在通行禁止です。
老朽化して危険なうえ、
下が見えて怖いようなので、お勧めしません。
やはり、さらに左側にある正規の登山口
(案内表示あります)
から登山した方が良いと思われます。
最初の1時間は急な上り坂です。ここが一番しんどいかも。
それを超えると、しばらく平坦ですが、
ところどころ、キツイ上り坂があり、
挫折しそうになります。
若い人なら3時間でトロルの舌へ着くと思いますが、
40代のJaguarは6時間かかりました。
どうしても、あそこへ行きたいという気持ちが
大切です。
途中の景色を楽しみつつ、
時に他のトラベラーと写真を取り合いながら、
無理せず、確実に一歩一歩前進する心構えで!
1km毎に表示があるので励みにしましょう。
尚、道には岩や樹木に「T」と赤ペンキで書かれていたり
サイネージと呼ばれる石を積み上げた目印を
辿れば、迷うことはないと思います。
ハードな登山ですが、オンシーズンなら
ガイドは不要と思われます。
(5) トロルの舌
大抵、日本人がいますので、撮影をお願いしましょう。
その際、カメラは連写モードにして、
撮影者に簡単に使い方を覚えてもらいましょう。
そして列に並びます。
後悔がないように、事前にポーズを考えておくと良いです。
最近、転落して亡くなった方も出たようなので
無理をせすに!
トロルの舌は斜め上に角度が付いているので
意外と怖くないですよ。
さて、トロルの舌から、登山口への帰還時間は、
逆算して帰りのバスの時間に間に合うよう、
時間を決めておきましょう。
帰りは下坂がメインですので、
Jaguarの経験上、「行きの時間の 3分の2 + 30分(余裕時間)」 ぐらいが目安です。
ただし、下り坂は、転びやすいのでご注意。
岩場で転ぶと、大怪我をします。
JaguarはSkjeggedalから往路6時間、トロルの舌滞在1時間15分、復路4時間15分、
計11時間30分かかりましたよ。